モリスルビー23MKMR001

 

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モリスルビー23MKMR001

カラット 1.27ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Jewelry
Size(サイズ) 7.2/6.1/3.3

ルビーの特徴

深くコクのあるルビーらしい赤い色調と堂々としたサイズ、テーブルの真下にキューレット(ルビー下部の尖った部分)があるプロポーションの良さ、そしてオーバル型とクッション型の中間的な形が特徴的な天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、中北部の中山間地域にあるルビー鉱山モゴック(Mogok)で発掘されました。サイズは、縦7.2㎜/横6.1㎜/深さ3.3㎜、重さは1.27ctと堂々とした大きさです。ダイヤモンドであれば1ctといってもそれほど特別な感じはしませんが、大きな結晶が採れない天然無処理で美しいミャンマー産ルビーの場合だと1ctを超えるジェムクオリティであれば確実にコレクターズアイテムとして世代を越えて交換価値を持つ特別な宝石です。街中を探していただければ分かると思いますが、加熱処理をしたものや分析結果報告書に「加熱された痕跡が認められない」とコメントされることから非加熱ルビーと呼ばれるものや、また他の産地のモノであれば、ある程度見つかるかも知れませんが、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーだとインクルージョンの写真を添付して説明する保証書があるものを探してみて下さい。よっぽど運が良い方しか見つけられないと思います。このルビーを宝石品質判定のクオリティスケール上で見た場合、美しさは「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡は「#6」、その品質のモノサシであるクオリティスケール上でGQジェムクオリティ(最高品質)、JQジュエリークオリティ(高品質)、AQアクセサリークオリティ(宝飾品質)の3つのゾーンに分けた場合、ジェムクオリティに入いります。前述のとおり、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーを探すときの重要な目安がインクルージョン(内包物)の確認です。下のインクルージョンの写真でご覧いただけますように、このルビーには、特徴的な加熱処理されていないルチルの針状結晶がシルクを編んだように内包された加熱されていない天然のままのシルクインクルージョン、そして結晶インクルージョンが確認できます。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

この記事を書いた人

森孝仁

株式会社モリス 代表取締役社長

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