モリスルビー23MKMR013
カラット 0.79ct
Origin（産地） Myanmar
Quality(品質) Gem
Size(サイズ) 5.4/5.2/3.0
ルビーの特徴
若干の青味を感じさせながらもコクのあるルビーの色調、そして細かいシルクインクルージョン密集しているところがあり少し透明度に影響している部分があるものの、しっかりと結晶の奥から輝きが湧き上がってくる天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、同国中北部の中山間地域にあるルビー鉱山モゴック（Mogok）で発掘された原石をクッション型のミックスドカットに磨きました。縦5.4㎜/横5.2㎜/深さ3.0㎜、重さは0.79ctと大きなサイズと艶のある立体的なクラウンが特徴的なルビーです。そしてこのルビーを宝石品質判定のクオリティスケール上で見た場合、美しさ「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡は「#5」、品質を3つのゾーン、GQジェムクオリティ（最高品質）/JQジュエリークオリティ（高品質）/AQアクセサリークオリティ（宝飾品質）に分けた場合、GQジェムクオリティに入ります。ここでお伝えいしたいのは、この3ゾーンに分ける理由は、とても希少な大自然の造形美である天然無処理で美しいミャンマー産ルビーを等級付けするものではなく、それぞれのルビーの特徴を把握して、それぞれの品質の需要と供給のバランスから売買するときの目安にすることが目的です。鑑別業者の発行する通称「鑑別書」（分析結果報告書）は、その宝石の種類やサイズを表記しているが、ルビーに関しては、ピジョンブラッドレッドという呼称をそれはGQジェムクオリティだけでなく、JQジュエリークオリティにもAQアクセサリークオリティにもデータが合致してれば使います。データ上では正しいかも知れませんが、間違っていたとしても代金の責任は負いません。対して私たちジュエラーは、実際に売買をする立場ですから、自社の判断基準でその品質を保証しますので間違っていれば社会的な信用を失います。宝石ルビーは、世代を超えて受け継がれていく価値ですから、経年変化がなく100年後も変わらないものに自社の名前で保証するには相当の覚悟が必要だということです。モリスは自社の品質判定の基準に責任をもっていきたい、そして間違っていると感じたら、いつでも弊社にお問い合わせください。しっかりと説明をさせていただきます
ルビーの内包物
天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。
この記事を書いた人
森孝仁
株式会社モリス 代表取締役社長