モリスルビー22SR0037

 

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モリスルビー22SR0037

カラット 0.20ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Gem
Size(サイズ) 3.3/3.1/2.3

ルビーの特徴

0.20ctと小粒ながら、素晴らしい色調と高い透明度、そして大きさを考えると最適な色の濃淡、ラウンド型とクッション型の中間的な形に磨かれた天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、ユーラシア大陸とインド(半島というか亜大陸)の接合面であるザガイン断層の上にあり、その活断層がマンダレーの北へ直線距離で、150kmほどの地点でクランク状の複雑な地形になった場所、歴史的に有名なルビー鉱山モゴック(Mogok)で産出した原石をヤンゴンでモリスルビーを20年研磨している職人、ゾーミンチョーが磨きました。サイズは、縦⒊3mm/横3.1mm/深さ2.3mm、重さは、0.2ctです。宝石品質判定のクオリティスケール上で見た場合、美しさは「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡は「#5」で、クオリティを3つのゾーンに分けた場合は、堂々のGQジェムクオリティです。このルビーの内なる世界…顕微鏡を使って拡大した景色は下記のインクルージョンの写真ですが、モゴック産ルビー特有の糖蜜状組織と不思議な形の結晶インクルージョンが確認できます。前述のとおり、このルビーは天然無処理でこの美しさを発揮しています。一般的にルビーは、人為的に美しさを改良するために加熱などの処理を行っていますが、誤解のないように詳しく説明すると、加熱処理が悪いわけではありません。事実として希少性は全く違いますが、ジュエリーにつけて楽しむ価値、いわゆる使用価値は同じようにあります。両者ともに経年変化はありませんので30年後も同じ姿で残っているでしょう。違うのは交換価値の部分です。交換価値といえばわかりにくいかも知れませんが、一般的には資産性などというものです。手放すとき、受け継ぐときに、どのくらいの査定がされるか?…宝石にはとても大切な要素です。アクセサリーとして着けて楽しむなら、人為的な処理がされていても全く問題ありませんが、受け継ぐ…ということを考えると、天然無処理で美しいもの、ルビーの場合はミャンマー産がいいでしょう。モリスルビーは、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーだけをお届けしていますが、その理由は、宝石は何世代も受け継がれてこそ文化的な存在になると考えているからです。日本が世界に宝石文化を発信していく時代です。このモゴック産の天然無処理で美しいルビーをお持ちになる方もその文化創造の一役を担っているということです。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

この記事を書いた人

森孝仁

株式会社モリス 代表取締役社長

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