モリスルビー22SR0060

 

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モリスルビー22SR0060

カラット 0.17ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質)
Size(サイズ) 3.4/2.8/1.9

ルビーの特徴

紫味が強い色調と高い透明度、そして紫の強いルビーに多い、硬い印象を与えるルビーは、ミャンマー中北部の中山間地域にあるモゴック(Mogok)で発掘された小粒な原石をヤンゴンでモリスルビーを20年以上研磨する職人ゾーミンチョーがラウンド型のミックスドカットに磨きました。サイズは、縦3.4㎜/横2.8㎜/深さ1.9㎜、重さは、前述の通り小粒な0.17ctです。宝石品質判定のクオリティスケール上で見た場合、美しさは「A」輝きがあり美しいもの、そして色の濃淡は「#4.5」、クオリティスケール上で、品質ごとにGQジェムクオリティ(最高品質)/JQジュエリークオリティ(高品質)/AQアクセサリークオリティの3つのゾーンに分けるとJQジュエリークオリティに入ります。さて、この3ゾーンに分けることは、その宝石の価値を判断する時に非常に重要になります。それぞれのゾーンごとに、マーケット(市場)での需要を観ていくこと、例えばサザビーズやクリスティーズなどのオークションでどのクオリティの人気が高いか?どのくらいの品質のものが、どのくらいの値段が入札されているか?また、お店で、それぞれゾーンのルビーがどのくらいで並んでいるのか?ということです。そして何よりも重要なのは、それぞれのゾーンのルビーが原産地の鉱山で、どのぐらいの割合で、その原石が産出するのか?という供給を見ていくことです。その時に、クオリティスケールがとても役に立ちます。もし、クオリティスケールがない状態では、100個の原石があったとしても「ひと塊の、おおよその価値」しか分かりません。それでは、需要と供給のバランスを判断することは難しいと考えます。ミャンマー原産地では、GQジェムクオリティとJQジュエリークオリティの原石は、特別なものとして、研磨される前に一つ一つに値段がついていきますので、それも見方によっては原産地での需要と供給のバランスですが、実際に磨いてみると、そんなに素晴らしいルビーにはならなかった…等々、正確ではありません。モリスが、実際に採掘現場で約5年間採掘をして、それぞれ3ゾーンに分けて出現率を調べた理由は、自分たち自身が、そのルビーを持つとしたら、正確な情報を知りたいと思ったからです。ホームページのモリスルビーのコンセプトの部分「おばあさんの人工合成石」をご覧ください。宝石ルビーは、100年後も残り、受け継がれていきます。その時に思い出が輝きだす宝石でありたいと思います。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

この記事を書いた人

森孝仁

株式会社モリス 代表取締役社長

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