モリスルビー23MY0020

 

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モリスルビー23MY0020

カラット 0.06ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質)
Size(サイズ) 2.5/2.5/1.4

ルビーの特徴

ほんの少し青味を感じさせる色調と高い透明度と彩度が特徴的な天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、同国最北部カチン州にある幻のルビー鉱山ナヤン(Nam-Ya)で発掘されました。小粒で丸い原石をヤンゴンで磨きました。サイズは縦横2.5㎜/深さ1.4㎜とバランスの取れたプロポーション、手作業でラウンド型のブリリアントカットに磨いているために、少し歪んだ感じ、手作業の温かみが出ています。このルビーを宝石品質判定のクオリティスケール上でみた場合、美しさ「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡「#4.5」、クオリティを3つのゾーンに分けるとJQジュエリークオリティ(高品質)になります。一つ一つの天然無処理で美しいミャンマー産ルビーには、個性があり、それぞれ違った表情があります。それは、色調の違いもありますし、色彩も、また透明度の高い低いもあります。同じ質の結晶でもプロポーションが違うと全く違う見え方になります。例えば、カボションカットと呼ばれるファセット(切子)面をつけずに丸く磨いた形のルビーがあったとして、それを平らなファセット面をつけた形に研磨しなおすと全く違った表情になります。結晶の厚みを調整しても同じことが起こります。無色透明のダイヤモンドとは全く違う部分で、プロが観なくても手の上に乗せるとハッキリと好き嫌いが分かるのがルビーの特徴です。これが相性というものではないでしょうか?一つ一つの要素を細かく見なくても分かる…。好きなものに「好きである理由」は無いと思います。ダイヤモンドの場合は、4C(カラー/クラリティ/カット/カラットの頭文字を取ってそう呼ばれるダイヤモンドの鑑定書と呼ばれるもの)などのデータを参照しながら、どのダイヤモンドが良いのか?見比べて、良い方を選ぶ…というのが一般的ですが、ルビーの場合は、同じものが2つありませんので、比べようがありません。手の上に乗せてご覧いただくのが「相性」を見るうえで、また自分に合った宝石を選ぶ時に一番の方法です。写真では分からない感覚があります。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

この記事を書いた人

森孝仁
株式会社モリス 代表取締役社長

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