モリスルビー07OR0015

 

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モリスルビー07OR0015

カラット 0.23ct
Origin(産地) Myanmar
Size(サイズ) 3.8/3.3/2.1

ルビーの特徴

若干の青味を感じさせる色調とインクルージョンは多少目立つものの透明度も、そして採度も悪くない天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、最北部カチン州にあるルビー鉱山ナヤン(Nam-Ya)で発堀された小粒な原石をヤンゴンでオーバル型のミックスドカットに研磨しました。バランスの良いプロポーションが特徴的です。サイズは、縦3.8mm/横3.3mm/深さ2.lmm、重さは0.23ctです。このルビーを宝石品質判定のクオリティスケール上でみた場合、美しさは、「B⁻」美しいものですが、ほんの少しシルクインクルージョンが多く透明度が低いとは言えないものの「-」表示をつけました。色の濃淡は「#5」、このルビーは、クオリティスケールをGQ・JQ・AQの3つのゾーンに分けるとJQジュエリークオリティになりますが、希少性の高い天然無処理で美しいミャンマー産ルビーであるだけで十分に素晴らしいものです。モリスルビーをお客様に説明するのに、①天然 ②無処理で ③美しい ④ミャンマー産…と長い説明になってしまいますが、この4つの要素は、お宝として伝統的に大切にされてきた条件であり、それが一つでも欠けてしまうと宝石としての価値は下がってしまいます。当たり前ですが、例えば①天然でなかった場合…人工合成石やガラス、プラスチックなどであれば、どれくらい美しくても宝石ではないことは、皆さまもお分かりだと思いますが、②と③の人為的に美しさを改良したものと、無処理で美しいものについても、手放すときには比べ物にならないほどの差になるでしょう。③の天然無処理であったとしても美しくなければ宝石としての価値は低いのは説明するまでもありません。そして、意外と気にされていないのが④ミャンマー産ルビーであるということが重要で、これは意外と知られていません。宝石の価値は原石で決まるのですが、原石が結晶した場所も大切です。ミャンマー産ルビーは、ルビーの中で最も深いところ(地下40㎞ともいわれる)で結晶しており、地質学的に、地表には鉄分が多く、ミャンマー産ルビーは、地下20㎞より深いところにはクロムが多い地層で結晶します。鉄分もクロムもルビーの色に関係する着色要因です。紫外線にあたった時に目の覚めるような鮮やかな赤色に発色するミャンマー産は、着色要因のクロムが反応しているからです。ピジョンブラッドルビーと呼ばれる条件にこの紫外線に対する鮮赤色反応があります。天然無処理で美しいミャンマー産ルビー、この4つがお宝ルビーの条件です。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

この記事を書いた人

森孝仁
株式会社モリス 代表取締役社長

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