ダイヤモンド MD0059
- Carat(重量) 0.15ct
- Size(寸法) 4.57×2.76-2.11mm
- Quality (品質) GEM( G – VS )
- Fluorecence(蛍光性) Medium Blue
ダイヤモンドの特徴
朝晩は少しずつ過ごしやすくなってきました。さて今日も一石のダイヤモンドの特徴(個性)を見ていきます。「今日のダイヤモンド」は、MARQUISE-CUT(マーキス・カット)のダイヤモンドです。重量は、0.15ct。そして寸法は、最長4.57mm、最短2.76mm、深さ2.11mm。マーキス・カットらしいとてもシャープな輝きを放つダイヤモンドです。「今日のダイヤモンド」の特徴(個性)の一つ。375nmのブラックライトをあてると、ふわーと優しく青色に蛍光する特徴を持つダイヤモンドです。ダイヤモンドのグレーディングレポートには、蛍光性の強さを「NONE(なし)」「MEDIUM(中)」「STRONG(強い)」「VERY STRONG(とても強い)」の5段階で表記されます。またダイヤモンドの蛍光性の色調は「BLUE(青)」「BLUISH WHITE(青みがかった白)」「GREEN(緑)」「YELLOW(黄色)」などがあります。さて、「今日のダイヤモンド」のカラーグレードはGカラー。クラリティ(透明度)はVSクラス。熟練の鑑定士が10倍に拡大して特徴(個性)等が発見できる程度のため、肉眼でインクルージョン(内包物)を確認することは難しく「今日のダイヤモンド」もみつけることはできませんでした。そこで顕微鏡で80倍に拡大してダイヤモンドの内側の世界を覗いてみる事にしました。するとそこには、ダイヤモンドが結晶するときに取り込まれた「NEEDLE(ニードル)」といわれる細長い棒状の内包結晶が確認されました。ダイヤモンドは母なる地球が創り出したかけがえのない宝物です。二つとして同じものはなく、それぞれに個性を持っています。これからの季節、いよいよクリスマス・プロポーズに向けて、ご相談のご来店が増えてきます。モリスでは、ダイヤモンドを「4C」で選んでいただくことはしません。なぜならダイヤモンドは「4C」で語れるほど、そんな簡単な宝石ではないからです。先ずは、店頭に並ぶダイヤモンドの中から、お好みのダイヤモンドをお選びいただきます。勿論初めは、全て同じダイヤモンドに見えると思います。ですが、一石一石の個性を観ていくと、違いがおわかりいただけると思います。輝き方で選ぶ方、顕微鏡を覗き、内側の世界で選ばれる方、皆さま、選ばれ方はそれぞれです。最愛の人に贈るダイヤモンドは、後世へと代々受け継がれる宝物です。しっかりと、贈るダイヤモンドの個性を知った上で、プロポーズしていただきたいと思います。