ダイヤモンドMD0070【SOLD】

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ダイヤモンド MD0070

  • Carat(重量) 0.009ct
  • Size(寸法) 1.35mm
  • Quality (品質) GEM( G – VS )
  • Fluorecence(蛍光性) NONE

ダイヤモンドの特徴

今日は、3連休の最終日、コロナで静かだった街並みも、今では海外からの観光客も戻り賑わいをみせています。これから季節は秋へと移り変わり京の町がルビー色に染まるころには、今以上に賑わうことでしょう。さて、今日も一石のダイヤモンドの特徴(個性)を観るという、大変贅沢な時間からスタートします。今日ご紹介する「今日のダイヤモンド」は写真でもおわかりになるように、大変優れたプロポーションをしています。ダイヤモンドをフェイスアップ(上から)で観た時に、左右対称、美しくカット研磨されると写真のように8本の矢が美しく映し出されます。またこのダイヤモンドをフェイスダウン(ひっくり返して)見てみると、8つのハートが映しだされるとてもロマンチックなダイヤモンドです。確かに左右対称、形が整っていると並べた時に形としては美しいことは確かです。ただ、ダイヤモンドの命は何度もお伝えしていますが、「美しい形」ではなく、「美しい輝き」です。人の顔にも、それぞれ個性があるように、ダイヤモンドの原石、結晶の仕方にもそれぞれ個性があります。わかりやすくいうと、メイクアーティストは、その人の個性を最大限に引き出すように一人ひとりのメイクの仕方を変えていきます。ダイヤモンドも同じことです。同じ顔したマネキン人形に同じメイクを施すかのように、それぞれ個性のあるダイヤモンドを同じ形にカットすれば、そのダイヤモンドの個性を潰してしまうことにもなりかねません。ダイヤモンドの原石(結晶)もそれぞれ個性があるため、その個性を見極めながらカットを施すほうが、ダイヤモンドは、より美しい輝きを放つのです。とはいえ、「今日のダイヤモンド」は直径1.35㎜の極めて小粒のダイヤモンドです。このサイズになると原石の美しさが命となってきます。「今日のダイヤモンド」の重量は、0.009ct。カラーグレードは、ほぼ無色のGカラー。クラリティグレード(透明度)はVSクラス以上(Very Slightly Included・べリー・スライトリー・インクルーデッド/熟練の鑑定士が10倍に拡大して特徴(個性)等がなんとなく確認できますが、微小と特徴づけられる程度)、カットグレードはEXエクセレント(最上)のGQジェムクオリティのメレー・ダイヤモンドです。手のひらに乗せると、小粒のダイヤモンドから放たれる煌めきは、たとえ直径1.35㎜でも、流石ダイヤモンドと称えたくなる美しさです。ではこのダイヤモンドの内側の世界を覗いてみましょう。顕微鏡で80倍に拡大してみるとテーブル(一番上にある8角形の平らな面)にたった一つだけ、小さなクリスタルインクルージョン(結晶内包物)を発見しました。これはダイヤモンドが形成される時に、別の結晶がとりこまれた履歴です。私たち人間が存在する遥か昔に、このダイヤモンドは誕生しました。地下約150㎞以深から旅をしてきた希少なダイヤモンド。このロマン溢れるメレー・ダイヤモンドは、モリスブライダルの結婚指輪の表面にセッティングされる予定です。

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