ダイヤモンドMD0128

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ダイヤモンド MD0128

  • Carat(重量) 0.03ct
  • Size(寸法) 2.0mm
  • Quality (品質) Accessories(G – I)
  • Fluorecence(蛍光性) NONE

ダイヤモンドの特徴

11月も半ばが過ぎ、今年もお歳暮の準備を始める季節がやってきました。お歳暮は、日頃からお世話になっている人に、一年の感謝のしるしとして贈るものですが、元々は、年末の時期に、ご先祖様の御霊前へのお供物を、親族や近所の人に配っていたことが始まりとされています。今年は、何を贈ろうか…と、家族と相談する時間も楽しいひと時です。さて、それでは今日も一石のダイヤモンドの特徴(個性)を観ていきましょう。既に画像をご覧になられてお気づきだと思いますが、このダイヤモンドは、永年使用された指輪にセッティングされていたダイヤモンドを指輪から外したメレー・ダイヤモンドです。ダイヤモンドは、どの宝石よりも「硬くて強い宝石」と思われがちですが、それは「キズに対して非常に強い」という特徴であり、「全ての衝撃に対して強い」というわけではありません。鉱物の性質を比較するときに「モース硬度」と、「靭性(じんせい)」があります。「モース硬度」は、いかに傷がつきにくいかを示す数値で、ダイヤモンドの場合は、最高数値の「10」です。これは、鉱物同士をこすり合わせ、どちらにキズがつくかで測定されます。そのため、モース硬度が最大であるダイヤモンドは、他の鉱物とすり合わせても、キズがつくことはありません。そして、いかに割れにくいかを示す数値「靭性」では、ダイヤモンドは、「7.5」で、石英や水晶と同じ程度の数値なのです。ダイヤモンドの靭性が高くない理由は「劈開(へきかい)」にあります。劈開とは、結晶が特定の方向に割れやすい性質のことです。ダイヤモンドは八面体の中で、炭素同士の結びつきが弱くなっている面があります。この面のことを「劈開面」と呼び、劈開面に平行に力を加えることでダイヤモンドは割れてしまうのです。「今日のダイヤモンド」は、その被害にあってしまったメレー・ダイヤモンドです。店頭では「ダイヤモンドは、硬い宝石なので、日常に使われても安心ですよ。」とお勧めされたと思います。ですが、どんなに硬いダイヤモンドでも、扱い方によっては、「今日のダイヤモンド」のように割れてしまうことを知っておいていただきたいと思います。それはダイヤモンドだけではありません。どの宝石も、母なる地球が育んだ、地球からの預かりものです。大切に扱っていただきたいと思います。

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