ダイヤモンド MD0141
- Carat（重量） 0.06ct
- Size（寸法） 2.5mm
- Quality (品質） Gem（G – VVS）
- Fluorecence（蛍光性） NONE
ダイヤモンドの特徴
緑から黄色、黄色から赤。京都御苑の一本の木が織りなす美しいグラデーションの紅葉。紅葉狩りに最高の時期、京都御池通りには、今朝も沢山の観光バスが待機していました。そんな中、見慣れない制服のバスガイドさんを見かけました。よくみると、その制服は暖かそうなコートでした。最近は、コートまでお洒落な制服なのですね。小学生の頃、バスガイドさんに憧れ、卒業文集には「バスガイドさんになりたい」と書いていたのをふと思い出しました。さて、今日も一石のダイヤモンドの特徴（個性）を観ていきましょう。本日ご紹介する「今日のダイヤモンド」は、直径2.5㎜のメレー・ダイヤモンドです。ルースケースの中には、同じサイズのメレー・ダイヤモンドが美しく並んで入っています。ルースケースを少し揺らすだけで、それぞれのメレー・ダイヤモンドがキラキラと輝きだしました。こうして眺めていると、さほど輝き方に差はないように思うのですが、一石一石、顕微鏡で拡大してみていくと、同じ個性のものは一つとなく、それぞれ別の個性を持つ美しいメレー・ダイヤモンドです。それでは「今日のルビー」を一石ルースケースから取り出してみましょう。カラーグレードは、無色透明のDカラーから数えて4番目のGカラー。ほぼ無色と評価されます。次にクラリティーグレード（透明度）はVＶSクラス（Very Very Slightly Included・べリー・ベリー・スライトリー・インクルーデッド/熟練の鑑定士が10倍に拡大して特徴（個性）等の発見が困難。）その為、「今日のダイヤモンド」は肉眼では、インクルージョン（内包物）を確認することはできません。そしてカットグレードはEX/エクセレント（最上）のGQジェムクオリティのメレー・ダイヤモンドです。それでは、今日も顕微鏡で80倍に拡大して、直径2.5㎜の内側の世界を覗いてみることにしましょう。ダイヤモンドをフェイスアップ（宝石を上から見たところ）で観ると、いつもは、クリスタルインクルージョン（結晶内包物）や、フェザーなどのワレを発見し、それぞれの個性を確認することができるのですが、「今日のダイヤモンド」は、ほぼパーフェクトに近い、とても透明度の高い美しいメレー・ダイヤモンドです。「今日のダイヤモンド」は、婚約指輪のメインストーンとなる愛の宝石ルビーの隣にそっと添えて使用する予定です。