モリスルビー22DR0029

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モリスルビー22DR0029

カラット 0.08ct
Origin(産地) myanmar
Size(サイズ) 2.5/2.5/1.9

ルビーの特徴

蓮華のお花、花びらのようなかわいい雰囲気を持った天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、ナヤンルビー鉱山(漂砂鉱床)で発掘された小さく透明で丸い結晶をヤンゴンでラウンド型ブリリアントカットに磨きました。サイズは、縦横2.5㎜/深さ1.7㎜、重さ0.08ctと小粒ですが、下の顕微鏡で拡大したインクルージョンをご覧いただきたいのですが、シルクインクルージョンが観えてきます。しっかりと120度/60度に交わって写真に写っており、こんな小さなルビーの中にも、整然とした大自然のシステムが存在していることを実感します。直径2.5㎜の小さな世界にも、緻密で我々の想像を遥かに超えた世界があるということです。人工的な結晶を宝石にしようという試み「人工合成ダイヤモンド」をエシカルなダイヤモンドとして販売され始めましたが、あれは宝石ではありません。100年後には、誰もが1ctあたり数百円で買えるようになってしまった人工合成したルビーのことを人々は忘れてしまったのでしょうか?モリスが創業した当時に人工合成ルビーを結婚指輪としてもらった悲しいお婆さんのストーリーはHPにもご覧いただけますが、アクセサリーとして楽しむには良いのですが、人生の大切な思い出を詰め込んで受け継ぐカプセルにはなり得ません。対して、この小さなルビーは、米粒のように小さくても立派な天然無処理で美しいミャンマー産ルビーです。同国、最北部にありインドと中国の山岳地帯に囲まれた中山間地域、ホーステールと呼ばれる特別な地域です。グーグルマップなどでみるとちょうど山脈が湾曲し、ちょうど馬の尻尾のように見えることが分かりますが、インドのプレートとユーラシアプレート、そしてもう一方からビルマプレートと呼ばれる三方から大陸が接合した複雑な場所になり、とても圧力が高いことが分かります。そのプレート接合面の地下40㎞で海の底に堆積した生命が使っていたカルシウム分がマグマと接触し、その母岩に育まれた世界的に、地質学的に見て稀有な環境であり、希少性を立証するものです。宝石としては大切な要素であり、人間が工場で生産できるようなモノとは違います。ストーリーをお聞きいただきながら、手の上に乗せて感じていただきたいと思います。品質は、美しさ「A」色の濃淡「#3.5」、3ゾーンはJQジュエリークオリティ(高品質)です。夫婦円満のブライダルや感謝還暦…還暦のお祝いなどのアニバーサリーのワンポイントとしてお使いいただきたいと思います。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

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