モリスルビー22DR0028

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モリスルビー22DR0028

カラット 0.08ct
Origin(産地) myanmar
Size(サイズ) 2.5/2.6/1.8

ルビーの特徴

少し尻尾がついたようなラウンド型の天然無処理で美しいミャンマー産ルビー、若干の褐色味を帯びた色調と目の玉のような結晶インクルージョンや細いシルクインクルージョンがあるものの結晶の生地はとても高い透明度があります。産出した鉱山は、ミャンマー最北部にあるカチン州、州都のミチナーから自動車で山道を6時間ぐらい山岳地帯に入ったところにあるナヤン(Nam-Ya)です。ピジョンブラッドルビーを産出する鉱山として、世界的に有名なモゴック鉱山と並んで知られる鉱山ですが、モゴック鉱山と比較すると小粒で高品質なルビーが採れることで知られています。鉱区は、すべて漂砂鉱床(セカンダリーソース)であり、まだ知られていない部分の多い「幻の鉱山」です。意外と知られていませんが、2000年からルビー鉱山として公式に認められた新しい鉱山ですが、鉱脈が安定せず、散発的な採掘作業が行われているぐらいで、早くも資源の枯渇が心配されています。そのナヤンで発掘された小粒で丸い原石をヤンゴンで長くモリスルビーを磨く職人ゾーミンチョーがラウンド型ブリリアントカットに仕上げました。面白い形をしているのは、現在、モリス銀座店で勤務するミヨテがヤンゴンに行って仕上げる形を打ち合わせたからです。モリスの研磨チームは、このふたりが、もう20年以上、小さいルビーでも少しも手を抜くことはなく、モリスルビーを仕上げてくれています。サイズは、縦2.5㎜/横(ちょっと尻尾がついているため)2.6㎜/深さ1.8㎜、縦横の寸法に対する深さのバランスはとても良く、キラキラとした輝きが湧き上がってきます。重さは0.08ctです。そしてこのルビーを宝石品質判定のクオリティスケール上でみた場合、美しさは「A⁻」、輝きがあり美しいものですが、ほんの少しインクルージョンが目立つため「-」の表示を付けていますので、手の上に乗せてみて確認して下さい。私自身は、パルガサイトと思われる結晶インクルージョンは、目玉に見えてかわいいと思います。色の濃淡は「#3.5」大きさを考えると明るめでキラッと存在感があるので良い濃さでしょう。そして品質を3つのゾーンに分けると、JQジュエリークオリティ(高品質)です。結婚指輪に「夫婦円満」のシンボルとして着けていただくのも良いと思います。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

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