モリスルビー23MY0075
カラット 0.07ct
Origin（産地） myanmar
Size(サイズ) 2.5/2.5/1.7
ルビーの特徴
若干の紫味を感じさせるコクのある色調とキレイなラウンド型に磨かれた非常にいいプロポーション、結晶インクルージョンが数点みられるものの、それを除くと高い透明度、非常に高いレベルの天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、北部カチン州にあるルビー鉱山ナヤン（Nam-Ya）で発掘されました。漂砂鉱床であるため小粒で高品質な原石が多く産出する鉱区です。その高品質な原石をラウンド型のブリリアントカットに磨きました。サイズは、縦横2.5㎜/深さ1.7㎜と縦横の寸法に対する深さの割合はとてもよく前述の通り、プロポーションは申し分ありません。宝石品質判定のクオリティスケール上でみた場合、美しさは、文句なしの「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡は「#5」、大きさを考え合わせるとベストな濃さです。品質を3つのゾーンに分けるとGQジェムクオリティ（最高品質）です。この素晴らしい品質のルビーをジュエリーに仕立てる際には、最高品質を複数個つかったエタニティリングが豪華で良いと思います。天然無処理で美しいミャンマー産だけ、それもジェムクオリティだけで品質を合わせるのは至難の業…というよりもほぼ不可能です。直径2.5㎜の小粒なルビーモリスのエタニティリングは、ルビーとダイヤを交互にセッティングしている理由は、隣同士にルビーを並べると色調、彩度、明度、透明度等々が同じではないことが目立ってしまうからです。しかし、ダイヤモンドを間に入れてあげると、ダイヤモンドの白い輝きが、それぞれの個性の相乗効果を出して引き立てられます。ただ、お気を付けいただきたいのが、長年使っているとエタニティリングに使っているルビーのファセット（切子）面の角が丸くなってしまうことが良くあります。いくら硬度が高いとはいえダイヤモンドなどと当たるとキズがついたり欠けたりします。長年使っているとダイヤモンドは、枠から外すと割れているものが良くありますが、ルビーの場合は削れているものが良くあります。割れにくいが、削れてしまう…どちらにしろ、次の世代に受け継いでいけるように丁寧に扱ってあげたいものです。
ルビーの内包物
天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。
