ルビーは通常、加熱処理によって美しさを補いながら流通しています。では、天然のままで美しさを備えたルビーは、いったいどれくらいの確率で見つかるのでしょうか。
実は、採掘現場で「宝石として使えそう」と選ばれた原石でさえ、最高品質のジェムクオリティに達するのは何千個に一つです。
この記事では、ジェムクオリティとは何か、そしてその出現率がどれほど希少なのかを、実際の採掘経験をもとに解説します。
ジェムクオリティとは何か?(宝石として使えるルビーの基準)

市場のほとんどのルビーは加熱処理によって美しさを改良したうえで流通しています。
天然無処理のままで美しさを備えたルビーは極端に希少であるため、せっかく採掘された原石であっても、そのほとんどは宝石として使うことができません。
こうした原石の中で、宝石として十分な美しさを持つものを「ジェムクオリティ」と呼びます。実際の採掘現場の写真を見ると、その希少性がよく分かります。
ジェムクオリティは、画像の右上にある小さなトレイに入っているものだけであり、大きなトレイに入っているその他のコランダムやスピネルは、このままでは宝石として仕上げることができません。
ミャンマー産のルビーについて気になる方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
ジェムクオリティの出現率(Nam-Ya鉱山での採掘経験から)

上の写真は、ミャンマー最北部に位置するルビー鉱山Nam-Yaで、モリスが自社で採掘した原石です。左側の大きなトレイに入っている原石も、採掘現場では「アクセサリーとして使えるだろう」という見立てで採取してきたものばかりです。
しかし、実際にジェムクオリティと呼べる最高品質の天然無処理ルビーが見つかるのは、何千個に一つという世界です。現場での経験を積んだ目で選び抜いても、これほどの希少性になるのが、天然無処理ルビーの厳しい現実です。
ジェムクオリティに達しているかどうかを判断する際には、宝石種や処理の有無、原産地、美しさ、色の濃淡、欠点、サイズという7つの項目を基準に、より詳しい判定が行われます。
ルビーの品質判定基準について知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
何千個に一つしか出会えないジェムクオリティのルビーを、モリスの銀座・京都三条店では実際に手に取ってご覧いただけます。
天然無処理ならではの美しさを、ぜひご自身の目でお確かめください。(ルビーの見学・相談はこちら)
まとめ(天然無処理のミャンマー産ルビーを見る)

ルビーは通常、加熱処理によって美しさを改良されたうえで流通しており、天然無処理のまま美しさを備えたルビーは、極めて希少な存在です。
実際の採掘現場でも、宝石として使えそうな原石を選び抜いたとしても、ジェムクオリティと呼べる最高品質にたどり着くのは何千個に一つという世界です。
この希少性こそが、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーの価値を支えています。
数字だけでは伝わらない輝きが、天然無処理のミャンマー産ルビーにはあります。
モリスの銀座・京都三条店では、そのひとつひとつを実際に手に取ってご覧いただけます。
ぜひ店舗で、その美しさを確かめてみてください。(ルビーの見学はこちら)

