Concept
永遠を表すダイヤモンドと、愛を表すルビー。ダイヤモンドとルビーで「永遠の愛」を誓う婚約指輪です。
ルビーをメインストーンに、ストレートフォルムに繊細なミルグレイン(小さな粒)を施して、アンティークな雰囲気を醸し出した上品な婚約指輪です。指輪の内側は指なじみのよい内甲丸にお仕立てし、最高のつけ心地を追求しました。
ルビーの特徴
色調、大きさからみた色の濃淡、プロポーション、どの面でも最高級のレベルの逸品といえる天然無処理で美しいミャンマー産ルビーです。
色の濃淡は、クオリティスケール上で#5と#4の間であるため、ジュエリークオリティとしておりますが、0.5ct台の大きさを加味すればジェムクオリティと呼んで差し支えないと考えます。
ジュエリークオリティとジェムクオリティのどちらが良いのか?ルビーをご覧になられるお客様から質問を受けますが、私たちはいつも「好きなルビーはどれですか?」と逆に質問をさせていただきます。
ルビーの品質判定を行う目的は、ルビーをご購入される時、手放される時に、支払う、またはいただくお代金が適切であるかどうかの目安となることです。
ジェムクオリティ、ジュエリークオリティ、アクセサリークオリティ、それぞれの品質になる原石が、どのくらいの割合で、鉱山から産出するのか?いわゆる出現率を把握すること、供給を知ることが大切です。
そして、売買される市場で、どの品質の人気が高いのか?これは需要といわれますが、こちらも、とても大切な要素です。需要と供給のバランスは、品質によって違います。
私たちモリスが、自社で原産地ミャンマーでも秘境の地と言われる最北部カチン州のナヤン鉱山で採掘に挑戦した理由は、出現率を自分たちの眼で見たかった、実感したかったからです。そして、自分自身で原石を探して、実感したことですが、鉱山で見ると「アクセサリークオリティ」になる原石でしたが、でも立派な宝石ルビーでした。
見つけた時には感動しました。その思いがあるから、今でも私の宝物です。しかし日本に帰って来て、お店で並んでいるルビーたちを見て、横に似たようなルビーが、何個かあった時に、これはジェムクオリティと同じ値段でお届けできないと実感しました。
需要と供給のバランスを感じた瞬間です。毎回のように、お伝えしていることですが、すべての宝石ルビーは、唯一無二の個性であり、それぞれの特徴があり、その部分においては私たち人間と同じです。
一つのルビーとして、そこには優劣はありません。ただ、そのルビーが好きであるかどうか?が重要だと思います。そして、好きなルビーを手に入れる時に、その値段が適正であるかどうか?を確かめるために品質判定があるのだということをお伝えしたいと思います。
14MY0032
- カラット:0.57ct
- Origin(産地):Myanmar
- Quality(品質):Jewelry Quality
- Cut(カット):Mixed cut (square shape)
- Size(サイズ):4.6㎜/4.0㎜/3.2㎜
婚約指輪・結婚指輪は、これからおふたりでつくり上げていく幸せな結婚生活のシンボルです。
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