モリスルビー19JY0047
カラット 0.23ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Jewelry
Size(サイズ) 3.8/3.8/2.2
ルビールース
モリスルビー19JY0047 0.23 Myanmar Jewelry
ルビーサイズ
ルビーサイズ3.8/3.8/2.2
ルビーの特徴
直径3.8㎜の丸い(ラウンド型)ブリリアントカットに磨いた天然無処理で美しいミャンマー産ルビーです。しっかりとした少し紫味を帯びた色調と高い透明度とバランスの良い、ラウンドブリリアントカットによって、結晶の内側から湧き出してくるキラキラとした輝きが魅力的なルビーです。
サイズは、直径3.8㎜/深さ2.2㎜で、一粒でリングに装着しても存在感のあるサイズです。その品質は、ちょうど現在、国立科学博物館で開催されている「特別展 宝石 地球がうみだすキセキ」の第三章のエリア「ルビー/サファイアの彩り」のコーナーです
このルビーの品質判定のクオリティスケール
美しさ「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡は「#4」です。このクオリティスケールをどう見るか?ということについては、今回、特別展をリードされている宮脇博士、宝石品質判定を広めておられる諏訪会長が監修されている「宝石大全」ナツメ社で、その見方が説明されています。クオリティスケール上で、3つの品質に分けること、そして出現率を見て行くことで需要と供給のバランスが分かる非常に便利なものです。このルビーの場合は、ジュエリークオリティ(高品質)です。さて、このルビー、産出は、ナヤン(Nam-Ya)鉱山ですが、そのナヤン鉱山のマノウという鉱区、現地のカチン族の言葉では楽園、天国という意味で、残念ながら、この鉱区は、もう資源が枯渇してしまい、現在は採掘は行われなくなりました。ルビーが限りある資源だということ、大切に受け継いでいかなくてはならないことを感じます。
ここの鉱区を採掘している某鉱山主は、ミャンマー人でも最北部に住んでいるカチン族です
そして、ここの鉱区を採掘している某鉱山主は、ミャンマー人でも最北部に住んでいるカチン族です。ミャンマーには、135種族の違う民族がすんでおり、言葉も種族によって様々ですが、驚くことに、お祖父さんの名前は「スズキ」さんです。第二次世界大戦中に駐留した日本兵だったと言います。あの多くの兵隊さんが帰ってこなかったインパール作戦で生き残った人かもしれません。日本人が、山奥のナヤン鉱山でも尊敬される存在であるのは、先人の行いが良かったのだと実感します。そこで産出されるルビーには、やはり特別なものを感じます。
ルビーの内包物
天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。