モリスルビー22SRM002
カラット 1.36ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Jewelry
Size(サイズ) 7.4/5.2/3.7
ルビー(天然無処理)
モリスルビー22SRM002 1.36ct Myanmar Jewelry
ルビーサイズ
ルビーサイズ 7.4/5.2/3.7
ルビーの特徴
ほんの少し青味の強い色調、そして高い透明度と彩度、そして2ctぐらいの大きさを感じさせるテーブル側の面の大きさが特徴的な天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、ミャンマー中北部の中山間地域にあり、世界的に有名なモゴック鉱山で産出された原石をラウンド型ミックスドカットに磨いたものです。
ほんの少し宝石下部に結晶の生地が少なく、キューレット側にバランスの良いステップがキューレットに向かって並べられなかったため、フェイスアップ(ルビーを上から見た姿)で見た場合のテリ(結晶の奥からキラキラとした輝きが湧き上がってくる様子)が少し弱くなっていますが、縦のサイズをあと1㎜削って、形を整えるとかなり改善されることです。縦7.4㎜に対して結晶の深さが3.7㎜、50%の深さですが、これを55%~60%にすると良いでしょう。重さは1.36ctで、リカットしても十分に1ct以上の大きさが残りますが、ただ、大自然の贈り物であり、貴重なルビーの結晶です。
ルビーは先ずは手の上に乗せて、好きかどうかで判断いただきたいと思います
そしてジュエリーに装着したら気にならないレベルですので、いつか受け継がれるときにリカット(再研磨)をおすすめしたいと思います。…というものの、ルビーをじ~っと観ていると、「ここをちょっと磨くとキラキラと輝きだして、もっと魅力的になるのにな…」という気持ちになって磨きなおすこともありますので、「未完の大器」ということで紹介したいと思います。ルビーの形は、永遠のテーマで、一回の作業で最高の姿になるルビーと、何度も磨きなおして最高になるルビーがあります。途中で一旦停止したようなルビーですが、このままが良い…と、このルビーを好きになっていただいた方のところへ行けばそれが一番うれしいことです。先ずは手の上に乗せて、好きかどうかで判断いただきたいと思います。
このルビーの品質判定のクオリティスケールは
美しさについては、結晶の質は高いが、プロポーションに少し難があるので、「A⁻」、色の濃淡は「#4.5」、品質を3つのゾーンに分けるとジュエリークオリティ(高品質)です。
ルビーの内包物
天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。