モリスルビー23MY0041
カラット 0.06ct
Origin(産地) Myanmar
Size(サイズ) 2.5/2.5/1.4
ルビーの特徴
少し梨型を思わせるラウンド型ミックスドカットに磨かれた天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、ミャンマー最北部カチン州のミチナーという州都から自動車で6時間山道を走ったところにあり、電気も水道もない、現地に到着するだけでも大変なところにあるルビー鉱山です。少し青味を帯びた色調とナヤン産ルビー特有の細いシルクインクルージョンと小さな結晶インクルージョンが内包されているが高い透明度、そして彩度が高い結晶、原石の丸い形を活かして上述の通り少し歪んだラウンド型の輪郭にパビリオン側にステップをつけたミックスドカットに磨きました。サイズは縦横2.5㎜/深さは1.4㎜と縦横に対する深さのバランスも抜群です。プロポーションの良さによってパビリオン側からブリリアントカットとは、またひと味違う、細かいモザイク模様のキラキラとした輝きが湧き上がってきます。宝石品質判定のクオリティスケール上では、美しさ「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡は「#4.5」サイズを考え合わせると最適な色の濃淡です。色々な光源の下でルビーの美しさが楽しめるでしょう。GQ/JQ/AQの3つのゾーンに品質を分けるとJQジュエリークオリティ(高品質)になります。エタニティリングなどに用いる直径2.5㎜のルビーは、通常ラウンド型のブリリアントカットを使うので、このミックスドカットのルビーは、結婚指輪やアニバーサリーで使うジュエリーのワンポイントにして、小さくても本格的な天然無処理で美しいミャンマー産ルビーの美しさを楽しんでいただきたいと思います。結婚指輪は、精神的な部分がとても大切なジュエリーですので、小さくても天然無処理の宝石を使うのが最低条件です。ダイヤモンドが小さくてもブライダルリングで使われる一番大きな理由は、ダイヤモンドのほぼすべてが天然無処理であるからです。四大宝石の中でも最も希少性が高く難しい宝石種、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、古くは特別な人たちの結婚指輪に使われた宝石です。是非とも、特別なアニバーサリーにお使いいただきたいと思います。
ルビーの内包物
天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。
この記事を書いた人
森孝仁
株式会社モリス 代表取締役社長