モリスルビー23SR0004

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モリスルビー23SR0004

カラット 0.10ct
Origin(産地) Myanmar
Size(サイズ) 3.0/3.0/1.8

ルビーの特徴

表情のあるラウンド型ブリリアントカット、結晶の奥からキラッと強い輝きを見せてくれる、小粒ながら力強い印象の天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、同国最北部カチン州のナヤン(Nam-Ya)鉱山で発掘された原石をヤンゴンでモリスルビーの研磨を長年続けてくれている職人のゾーミンチョーが磨いてくれました。紫味の強い色調と高い透明度、顕微鏡でその内部を覗いてみると、かすかに見える小さな結晶インクルージョンとナヤン産ルビーらしい、細かいシルクインクルージョンが確認できます。このスカッと吸い込まれるような高い透明度は、加熱処理をしたものにはない、天然無処理のルビーの特徴です。一般的に小粒なルビーは、ぼんやりとした赤色でテリ(結晶内部から湧き上がってくるキラキラとした輝き)が弱いものが多いので、色を楽しむものだという認識があると思いますが、天然無処理で美しいものの強いテリを見ていただきたいと思います。ダイヤモンドと同じように「光」も楽しむことができます。結晶の元々持っている色調ももちろん大切ですが、透明度の高い結晶をラウンドブリリアントカットに磨くと、同時に光も楽しむことができます。是非、手の上に乗せてみて感じて欲しいと思います。さて、このルビーのサイズは縦横3㎜/深さ1.8㎜、縦横と深さの寸法のバランスも良く重さは、0.10ctのメレサイズです。そして宝石品質判定のクオリティスケール上でみた場合、美しさ「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡「#4.5」、大きさを考えた場合、最も美しく見える濃さだと思います。品質を3つのゾーンに分けるとJQジュエリークオリティ(高品質)ですが、手の上に乗せた時に「好きだ!」と感じるかどうかを重視してください。もし「#6」の濃さで、同じ大きさのGQジェムクオリティのルビーよりも良いかも知れません。少なくとも私は、直径3㎜のルビーなら、#4.5がベストな濃さだと思っています。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

この記事を書いた人

森孝仁
株式会社モリス 代表取締役社長

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