愛する人へ最高の宝石との出会いを贈りませんか?
輝き放つレイディアル夜空を見上げて無意識のうちに空に手を伸ばし無数の輝きの中から、たった一つの輝きを選ぶ。かたち、色すべてを含めてその魅力に気付いたときそれはそのルビーとの出会いのタイミングです。
ルビーは個性が強く、もちろん形にも個性があります。それはルビー1石1石が貴重なものだからです。どんどん増えていくものでしたら躊躇なくカットしていけますがそのカットしてしまったものがもう二度と取り戻せないとするならばその石にとっての“最善”をいつも考えます。
そこから生まれる不完全こそが自然の魅力でもあるのです。自由な形のルビーを留めるため爪の位置や角度を考えます。ルビーの魅力を最大限に生かすためです。金属を溶かし液体状にする。それを型に流し込む爪の先端までしっかり石膏でできた道を金属が流れ込む。まるで1体のブロンズ像を作っている気持ちです。
大きさはとても小さいですが…(この石とお客様との出会いのため)職人がこのジュエリーを仕立てるときに思い続けていることです。