モリスルビー23MKSR018

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モリスルビー23MKSR018

カラット 1.13ct
Origin(産地) myanmar
Size(サイズ) 6.2/6.1/3.5

ルビーの特徴

コクのある赤色が強くやや褐色味を帯びた色調と高い透明度、そして何より1ctを超える完璧なラウンド型が特徴的な天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、最北部カチン州のルビー鉱山ナヤン(Nam-Ya)で発掘された、まるでラウンド型に生まれるためのような形の原石をヤンゴンでラウンド型ミックスドカットに磨きました。サイズは縦6.2㎜/横6.1㎜/深さ3.5㎜、重さは1.13ctです。縦横の寸法に対して深さの数値が少し小さい気がすると思いますが、このルビーの場合は、結晶にしっかりと濃い色がのっており、ちょうど良いプロポーション、見た目が立派なルビーです。顕微鏡を使って内なる世界…インクルージョンをチェックすると、カルシウムの結晶と思われるインクルージョンが、天然無処理だと自らが主張するように、アメーバのようにかわいい形で内包されていたり、ナヤン産ルビーらしい細く、そして白っぽいシルクインクルージョンがハッキリと観えます。さて、このルビーを宝石品質判定のクオリティスケール上でみた場合、美しさは「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡「#7」、濃いコクのあるルビーがお好きな方にはおすすめです。そして、品質を3つのゾーンに分けるとJQジュエリークオリティ(高品質)です。GQジェムクオリティではない理由は、色の濃淡「#7」になった場合は、オーバーカラーと呼ばれて、「#5~#6」のルビーよりも少し品質が下がると評価します。要するに淡すぎない、濃すぎないルビーが良いとされます。しかし、目の前にあるルビーが私のルビーとして「好きかどうか?」とは品質は関係ありません。実際に「ルビーは濃い赤色じゃないといやだ」というコレクターの方もいらっしゃいますし、ミャンマー産ルビーの場合は、日本で見る濃さよりも明るく見えるので、濃ければ濃いほど高級感が増すというのも事実です。まずは、手の上に乗せて観て好きかどうかを感じていただきたいと思います。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

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