宝石クリーニングに行くと、一緒にできる大切なメンテナンス

この記事では婚約指輪や結婚指輪など宝石ジュエリーは永く身に着けるためには、押さえておきたいポイントや宝石クリーニングに行く時に、一緒にできる大切なメンテナンスについても解説します。

適切なメンテナンス方法を知ることで、大切な思い出の記憶がつまったジュエリーをいつまでも楽しむことが出来ます。

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大切なジュエリーを永くご愛用いただくために

大切なジュエリーを永くご愛用いただくために、プロの力を借りてみてください。

ジュエリーを永く楽しめるポイントは2つあります。

  • 気軽に相談でき、頼れる宝石商さんを持つ
  • ジュエリークリーニングの時、点検作業

気軽に相談でき、頼れる宝石商を持つ

モリスは、京都三条本店に自社工房を持ち、高い技術を持つ職人が在籍しています。技術を活かし、そのジュエリーの構想を理解し、修理も対応しています。

宝石の装身具(ジュエリー)は、「最小限の貴金属に最大限の宝石を使用すると美しさが最大限に発揮される」という考え方があります。

最小限の貴金属しか使用しないからといって脆くてすぐ壊れてしまっては元も子もありません。

宝石を留める前は手で強く握ると折れ曲がってしまうような枠も、宝石をきちんと留めると強度が格段に上がります。

6角形の蜂の巣状に裏取りをして、繊細さを保ちながら耐久性を増し、裏側からの最大限の光を宝石に採り入れて輝かせる丁寧な仕上げが必要です。

このジュエリーの構想は「ジュエリーは永く身につけて楽しむものなので、安心して使えるようにする」という目的があります。

修理の可否、修理内容、料金については店舗スタッフ・職人が実物を拝見してお答えいたします。

お見積もりは明確にし、修理を行わない場合と行った場合のその後の影響についても詳しく丁寧にご説明します。

クリーニングの時に点検作業

日頃のお手入れとして、店舗でのクリーニングをおすすめします。

クリーニングをする際にジュエリーの点検作業を行います。石の動きや裏側部分、宝石の爪の部分の傷が見つかることがあります。

点検作業もジュエリークリーニングの重要な工程の一つです。モリスでは点検作業は実際の加工作業と同じか、それ以上に重要なことだと位置付け、徹底的に検査を致します。

ジュエリーの修理指輪のトラブルやネックレスのトラブル例

宝石のジュエリーを永く身に着けていると、その間に体型や指の太さが変わり、リングサイズが変化するのは当然のことです。

予想外の出来事に見舞われることがあります。ここでは実際にあったトラブルと対処法をご紹介します。

ケース①指輪がはずせなくなってしまうことがある

一般的に指の太さは年齢とともに変化し、知らず知らずのうちに、抜けなくなってしまうことがあります。

そんなときは、リングカッターを使います。消防署にはこのカッターが常備されているようですが、後のことを考えると宝石店に相談していただくと、安心です。

【指輪サイズの選び方】

サイズ選びは、手を振っても抜けないもの、自分自身でリングがはずせるもの、手を握った時に圧迫感がないものを選んでください。

指輪のサイズの選び方のポイントは4つあります。

  • 暖かい時期と寒い時期
  • 幅広リングと幅細のリング
  • 体調による変化
  • 実際のサイズ選び

暖かい時期と寒い時期

気温による人体の血管等の収縮や傍聴に左右され指のサイズは変化します。そのため夏に計測したリングが冬にはゆるく感じてしまう、またその逆の場合もよくあります。

幅広のリングと幅細のリング

幅の広いリングはそのリングが指を締め付ける面積によって指に感じるサイズが変わってきます。普段のサイズと同じサイズを選ぶときつく感じるため、普段のサイズにこだわらず、リング幅に合わせたサイズの選択をおすすめします。

体調による変化

寝起き、お酒を飲んだ後、徹夜明け、など指がむくむ原因はさまざまです。適正なサイズを知るためには、体調の良い日にリングサイズの確認をおすすめします。

    ケース②指輪が曲がってしまうことがある

    指輪は条件が重なると、ひどく曲がってしまうことがあります。たとえば左手に宝石をセットした指輪、右手に幅広で強度のある指輪をつけてコンサートに行ったとします。そこで拍手をすると、右手の指輪が金槌の役割をしてしまい、左手の指輪に打撃を与えます。20~30回の拍手で、指輪の腕に槌目がつき、曲がって爪が開いて宝石が外れやすくなります。

    最悪の場合は、宝石を紛失ということもあります。宝石の指輪は繊細な仕立てものが多いので、両手に指輪を着けているときは拍手にも注意が必要です。

    ケース③小さなキズがついて輝きを失ったジュエリー

    カビや黒ずみ、小さなキズがついたジュエリーの多くは、磨き直しすると見違えるほど綺麗になります。

    簡単な洗浄だけでなく、日常生活でついた小さいキズも工房を併設している宝石店は、貴金属の部分はバフと呼ばれる回転式の布研磨機を使って、裏側や細かい箇所まで丁寧に磨きます。

    使えるジュエリーとして復活することが出来ます。

    日頃のご自宅でもできるお手入れ方法はこちら詳しく解説しています。

    ケース④指輪のサイズ直し加工

    指のサイズが変わってはめられなくなった指輪は「サイズ直し」という方法があります。

    きつくなって圧迫感を感じた場合や、手を振っただけで外れてしまう時は指輪のサイズを見直すタイミングです。

    サイズアップは指輪の腕の部分に同じ貴金属素材を足して境目が分からないように溶接します。

    ケース⑤指輪のメッキはがれ

    長く使っているとメッキがはがれ、ホワイトゴールド本来の黄色のような地肌がでてくることがあります。指輪のメッキがはがれても、再びメッキをすることが出来ます。

    ケース⑥指輪の石取れ、石留め

    指輪にセットされている宝石が取れてしまった場合、再度石を留め直すことが出来ます。

    爪が折れたり、地金にヒビが入っている場合もあるので、まずは石がなぜ取れてしまったのか原因を調べてもらう必要があります。

    ケース⑦チェーン切れ

    ネックレスはいろいろなパーツでできています。

    • 引き輪
    • 丸カン
    • プレート
    • アジャスター

    チェーン切れの多くの場合はチェーンの両端にある引き輪やプレートを接続している丸カンと呼ばれる小さなパーツが開いたため、チェーンが切れてしまったと思われる方が多く、チェーン本体が切れていないことがあります。

    丸カンをロウ付けすると元に戻せます。

    切れてしまったネックレスやブレスレットもジュエリーの状態を見て、適切な方法でお直しいたします。

    ケース⑧パールの糸替え

    バラバラになってしまったパールのネックレスは糸を替えることでまた使えるようになります。

    糸は劣化することで伸びたり、切れたりするので、数年に一度の糸替えをお勧めします。

    まとめ

    この記事では実際にあったトラブルの事例と、お手入れのコツをご紹介しました。

    モリス京都三条本店の工房では、大切な思い出の記憶がつまったジュエリーをいつまでも楽しむことが出来るようになるお手伝いをさせていただきます。

    お気軽にお問合せ下さい。

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